唐辛子の注目される栄養分
唐辛子で注目される成分としてはβ-カロチンがあります。これは結構豊富に含まれています。もともとβ-カロチンは、抗発ガン作用や免疫賦活作用ということで知られている成分です。
体内でビタミンＡに変換されるのも大きな特徴で、粘膜や皮膚の健康維持、髪の健康維持、視力維持にも役立ち、喉や肺などの呼吸器系統を保護する作用もあるといわれています。
β-カロチンは緑黄色野菜特有のもので、仲間のピーマンにも多いのですが、乾燥させた唐辛子の方がより多く比重になるようです。
健康効果としては抗発ガン作用、免疫賦活作用で知られています。更にカロチンは体内でビタミンＡに変換されて、粘膜や皮膚の健康維持、喉や肺など呼吸器系統を守る作用、髪の健康維持、視力維持など、とにかくいろいろなメリットがあります。
ビタミンCも豊富なので夏バテ対策にも効果が高くなります。多機能なビタミンCは、抗酸化力によって活性酸素から細胞を保護し、肌の老化を防ぎますし、メラニン色素を抑制し、分解するのでシミの予防や改善など美容効果も期待できます。
抗炎症作用はニキビ予防や治療にも役立ちます。また、皮脂分泌を抑制して皮脂腺が広がるのを防ぎ、毛穴を目立たなくさせる効果もあります。
ビタミンＥによる強い抗酸化作用も期待できます。β-カロチンと並んで強い抗酸化作用があるビタミンＥには、動脈硬化や心筋梗塞など生活習慣病の予防に効果があり、美肌を保つためにも役立ちます。