唐辛子の栄養と健康効果

唐辛子の基礎知識

 

 

唐辛子(とうがらし)といえば、やはり香辛料のイメージが非常に強いと思います。唐辛子は、中南米の原産で、ナス科トウガラシ属の果実を指しており、そこから得られる辛味のある香辛料も含まれます。

 

 

香辛料については栽培種だけではなく、野生種からも作られるようです。このトウガラシ属の代表的な種となるのが「唐辛子」というわけですが、他にもいろいろな品種があって、ピーマン、シシトウガラシ(獅子唐)、パプリカなど、辛味があまりないような甘味種(甘唐辛子)も含まれています。

 

 

トウガラシ属は古い歴史があります。メキシコでの歴史は何と紀元前6000年まで遡るようですが、南米から世界各国へ広がるのは随分遅くて15世紀になってからとされています。

 

 

トウガラシ属の品種についてですが、前述の通り、基本的に辛味があって香辛料として使われる品種、辛味がほとんどないが糖度が高くて野菜として食される甘唐辛子に分けられます。

 

 

香辛料グループでは、鷹の爪、本鷹、三鷹、八房、ハラペーニョ、カイエンペッパー、スーパーチリ、エスプレットなどがあり、野菜グループでは、ピーマン、獅子唐、パプリカ、伏見唐辛子、万願寺唐辛子、弘前在来唐辛子、ピメントなどがあります。

 

 

ただし、パプリカだけは辛いものもあって、これは乾燥させて香辛料にも利用されています。また、獅子唐の場合、10%程度の確率で辛いものが混ざっています。それは皆さんも経験があると思います。

 

 

唐辛子の実の形状は、大体が小さくて長細いのですが、野生種チルテピンは実が小さくて丸く、弘前在来唐辛子も大振りで肩が大きく張り出しています。ちなみに英語では「チリ」、「チリ・ペッパー」と呼び、胡椒とは関係が無いのになぜか「ペッパー」と呼ばれているのです。